鈴木 りつ
鈴木りつが贈る珠玉の短編がまたまた一冊にまとまった。どこにでもある日常の風景に、ふと非日常が顔を出す。文化祭のステージでドラムソロを披露するロックバンド同好会、夢破れた元バンドマンが公園で出会う劇的な出来事、そして中学校の裏山で釣り上げたのはまさかの水死体!? 奇妙で少しおかしい、だけどどこか心惹かれる物語の数々が読者を不思議な世界へと誘う。クスッと笑えて、時にハッとさせられる、唯一無二のセンスが光る作品集だ。