志名坂 高次/粂田 晃宏
「呪いの館」に名前を書かれた者は死に、書いた者は大切なものを失う――。そんな恐ろしい都市伝説が囁かれる八津の森で、少年時代の高田道成たちは凄惨な事件に遭遇する。死んだ男が口にした「呪いの館」の存在が、彼らの人生を狂わせ始めたのだ。成長した道成は、かつての友人たちと共に館の謎を追うが、そこには得体の知れない恐怖が待ち受けていた。負の感情に囚われた人々が次々と不幸のどん底に堕ち、怨霊が蠢く妖館へと変貌していく。憎悪と絶望が渦巻く、新感覚の都市伝説ホラーだ。