ゐわさび
不登校のモトキにとって、ロサンゼルスから届く手紙と贈り物が唯一の心の支えだった。文通をきっかけに翻訳家を夢見るようになった彼は、父の勧めで留学を決意する。期待と不安を胸にホームステイ先へ向かうと、出迎えたのはなんと文通相手のオースティン! しかも彼は俳優のように輝く同級生だった。初対面では優しかったオースティンだが、なぜか学校では話しかけるなと言われ、モトキは彼の態度に戸惑いを隠せない。遠く離れた場所で育まれた絆が、現実の距離で揺れ動く。甘くも切ない、等身大のボーイズラブストーリーだ。