大塚 英志/藤原 カムイ
1968年、激動の時代を生きる若者たちがいた。盗んだ拳銃で4人を殺した連続射殺魔のN、漫才師として夢を追いながら映画監督を目指すT、革命に情熱を燃やす薬学部の学生ヨーコ。新宿のジャズ喫茶で運命的に出会った彼らは、Tが書いたシナリオをもとに3億円強奪計画を実行に移す。しかし計画は予期せぬ方向へ転がり、若者たちの運命は大きく翻弄されていく。実在の事件や人物が交錯する中で、時代の熱に流されながらもがき苦しむ“ツイてない奴ら”の青春群像劇。痛みと情熱が交錯する、まさに魂の鎮魂歌だ。