牧野あおい
「人間なんて嫌い」そう言って、ビデオカメラを片手に世界を記録する高校生・相沢みなみ。彼女は生まれて一度も涙を流したことがない。そんなみなみが偶然出会ったのは、人気俳優の若林暁だった。カメラ越しに彼を追いかけるうち、みなみは初めて「人を好きになる」という感情を知る。しかし、暁には誰にも言えない重大な秘密があり、二人の関係は思わぬ方向へと進んでいく。涙を知らない少女が、初めての恋を通して人間の醜さや優しさに触れる、心揺さぶる感動の物語だ。