散歩もの
完結
全1巻
文具メーカーに勤めるサラリーマン・上野原譲二は、ごく普通の男だ。彼は仕事の合間や休日に、ふらりと街へと繰り出す。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園など、都内の見慣れた風景の中を気の向くままに歩くのだ。路地裏の古びた井戸ポンプや、店先に置かれたレトロな秤、何気ない街角の家々。上野原はそんな日常の片隅に隠された小さな発見に目を留め、時には自身の過去を振り返り、物思いにふける。特別な事件が起こるわけではない。ただひたすら、歩くことの喜びと、その中で生まれるささやかな感動や心の揺らぎを、谷口ジローの緻密な筆致で淡々と描き出す。日常の尊さを教えてくれる、心温まるエッセイ風コミックだ。
日常
タグ
青年都市