渡辺潤
卒業旅行の帰り道、大学生7人が車で轢いてしまったのは、牛の体に人の顔を持つ異形の怪物「件(くだん)」だった。その出会いが、彼らの悪夢の始まりとなる。件を殴り殺してしまった彼らは、夢の中で「7日後に死が訪れる」という不吉な予言を告げられるのだ。そして予言通り、仲間が次々と不可解な死を遂げていく。残されたメンバーは、迫りくる死の恐怖と戦いながら、呪いの連鎖を止めるべく件の謎を追う。果たして彼らは、この絶望的な運命から逃れることができるのか。人間の醜さと葛藤を描く、戦慄の異形ホラーミステリーだ。