井上 とさず
学校の七不思議も生徒が信じなければ消えてしまう。忘れ去られようとする怪異たちを救うため、一人の少女が立ち上がった。彼女の名は五寸釘子。古臭い怪談を「可愛くプロデュース」し、ファンを増やして怪異たちを存続させるという奇抜なアイデアを思いつくのだ。トイレの花子さんや人面犬など、おなじみの怪異たちが五寸釘子の手によって次々と新プロデュースされ、学園中に新たなブームを巻き起こしていく。これは、怪異を「推す」という新感覚の学園怪異コメディである。