銀泥
毎週金曜日、ケーキ店「パティスリー・シュバル」に現れる一人の女性。彼女の目的は、自分へのご褒美のケーキと、そしてイケメンパティシエの奥野丈士に会うことだ。丈士もまた、自分の作ったケーキに目を輝かせる彼女に密かに惹かれていた。二人はお互いを意識しつつも、店員と客という立場から一歩踏み出せず、名前すら聞けないまま「両片思い」の日々を過ごす。恋に不器用なパティシエさんと、天然でふわふわしたお嬢さんの、もどかしくも温かい純白ラブコメディが幕を開ける。甘くて優しい時間が流れる、心ときめく物語だ。