高橋留美子
人魚の肉を食べ不老不死となった湧太と真魚は、元の体に戻るため終わりのない旅を続けていた。そんな二人が足を踏み入れたのは、幽霊の噂が絶えない古びた洋館、鬼龍屋敷。そこで彼らを待ち受けていたのは、かつて姉と心中したはずの長男・新吾に瓜二つの男だった。不死の呪い、そして鬼龍家に隠された悲しい過去が、時を超えて蘇る。高橋留美子が紡ぐ、切なくも恐ろしい伝奇ホラーの傑作だ。