暁
真面目で純真なシスター・エルナは、ある日教会で美しい吸血鬼リヒターに襲われる。その牙から流れ込むのは、痛みを伴うはずなのに甘く痺れる催淫毒。抗おうとするエルナの姿を愉しむリヒターは、彼女を自らのものにしようと執着し始める。聖なる存在であるシスターと、夜を統べる吸血鬼。決して許されない禁断の関係が、二人の運命を大きく狂わせていく。抗えない本能と理性の狭間で揺れ動くエルナの心、そしてリヒターの妖しい魅力に引き込まれる様は、読者の心を掴んで離さない。妖艶で甘美な吸血鬼ロマンスが今、幕を開ける。