水野美波
19世紀末のロンドン。吸血鬼の仕業と噂される通り魔事件が頻発する街で、小説家のアランは通り魔に襲われた少女マリーと出会う。家がないというマリーはそのままアランのアパートに転がり込み、二人の奇妙な同居生活が始まった。その日からアランは不可解な夢を見るようになる。実はマリーの正体は吸血鬼。彼女とアランの間には、運命と輪廻に彩られた深い因縁が隠されていたのだ。積極的でどこかミステリアスな吸血鬼マリーと、ごく普通の青年アランが織りなす、ちょっぴりコミカルで切ないヴァンパイア・ロマンスだ。