のくら じれ/むつー
見知らぬ船内で目を覚ました小沢瞳子。記憶は曖昧で、腕には注射痕が残っていた。そこで出会った御巫千聡と三上ひとみも、ここに来た覚えがないと言う。閉ざされた船内には「異形」の気配と不気味な鳴き声が響き渡り、人ならざる足音が迫る。一体誰が、何のために自分たちをここに閉じ込めたのか。若者たちは答えを求め、希望なき探索を始める。極限状況下で揺れ動く人間心理と、理不尽な真実が織りなす閉鎖空間サスペンスだ。