椎葉裕巳
「目先の目標よりも、もっと遠くにあるものがほしい」そう願う中学三年生・雛守日和は、ゴルフ練習場でとんでもないショットを放つ小鳥遊衣鈴と出会う。片手で軽々とボールを操る衣鈴の姿に、日和は心を奪われるのだ。空を知らない雛鳥だった日和と、地を這う小鳥のような衣鈴。二人は高校ゴルフ界の頂点を目指し、共に歩み始める。強豪校との練習試合や選抜テストなど、次々と立ちはだかる壁を乗り越え、彼女たちは成長していくのだ。ゴルフの知識がなくても熱くなれる、爽快な青春ゴルフ物語である。