あさの
ある夏休み前、突然の死を迎えた少女マコト。しかし彼女の死体は動き出し、主人公の「私」はマコトと共に奇妙な共同生活を送ることになる。アパートの一室で、死んだはずのマコトと過ごす偽りの日々。そこには悲しくもいびつな二人の関係が横たわっていた。失われていくマコトの記憶、募る不安と閉塞感。これは友情か、愛情か。ひと夏の物語を通して、少女たちの繊細な心理とミステリーが交錯する、切なくも心揺さぶるドラマだ。