小川彌生
クールな美少女・渚の母はミリオンセラー作家。そんな母が再婚したのは、年下のいい加減なフォトグラファー・奥田竜之介だった。再婚直後、母が事故で急逝。渚は「Hでおバカ」な継父との同居を余儀なくされる。最初は反発ばかりの渚だが、竜之介は彼女の孤独で強がりな心を見透かす。次第に二人は心を通わせ、素直になれない親子関係を築いていくのだ。予測不能な展開と、時にコミカルに、時に切なく描かれる二人の日常が胸を打つ。ポップで温かい、新しい家族の物語がここにある。