唐々煙
時は戦国乱世の真っ只中、300年に一度、日ノ本最大の湖・琵琶湖に甦るといわれる伝説の化物「大蛇」を巡る物語が幕を開ける。羽柴秀吉の小姓・石田佐吉は、主君の命を受け、大蛇に繋がるという「髑髏鬼灯」を求め近江国の曇神社を訪れる。そこで彼が出会ったのは、忌み嫌われながらも世を攪乱する双子の当主、曇芭恋と阿国だった。史実とファンタジーが入り混じる世界で、佐吉は大蛇の力を巡る武将たちの策略と激しい戦いの渦に巻き込まれていく。緻密な描写と躍動感あふれるアクションが織りなす、和風活劇の決定版だ。