猫又黒兵衛の表紙

猫又黒兵衛

十月士也

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江戸時代中期、華やかな町人文化が花開く頃。まだ化物や妖怪が身近に存在した時代に、額に十字傷を持つ一匹の猫又が江戸の町に現れた。彼の名は黒兵衛。謎の少女を探し求めこの地にやって来た彼は、人々に憑りつく「憑き物」を落としながら次々と起こる難事件を解決していくのだ。憑き物とは、人間が他の生き物の魂に憑かれ異形と化した存在。黒兵衛はその正体を見破り、名を呼ぶことで人と憑き物を引き離す。時に巨大な化猫の姿となり周囲を圧倒するその力は、まさに「大江戸鳥獣活劇」の名にふさわしい。妖怪と人間が織りなす、不思議で痛快な江戸の物語がここにある。

歴史超自然アクション
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