海帰線
完結
全1巻
人魚の伝説が息づく長閑な海辺の町に近代化の波が押し寄せる。古くからの言い伝えを守り続けてきた平津神社には「海人の卵」というご神体があった。それは60年ごとに半人半魚の海人へ返す約束のもと、海の恵みをもたらしてきたのだ。しかし、23代目の神主は町の発展のためその約束を破り、卵を観光資源として開発会社に利用させようとする。都会に憧れる息子・洋介は、祖父から卵を返す期限が迫っていることを知らされ、伝統と未来の間で揺れ動く。果たして洋介は、町の運命と古の約束を守れるのか。幻想的な世界観と現代社会の対立を描く、今敏の珠玉の海洋ファンタジーだ。
ファンタジーミステリー
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青年田舎魔法悲劇