伊藤潤二
東北の静かな田舎町を旅するカップル。そこで彼らは、葬式で尋常ではない大声で泣き叫ぶ「泣き女」たちの異様な光景を目にする。その奇妙な風習に触れた途端、女性の体に恐ろしい異変が起き始めるのだ。これは始まりに過ぎない。日常のささやかなひずみから、おぞましい怪異が次々と顔を出す。ホラー漫画の鬼才・伊藤潤二が贈る、奇抜な発想と圧倒的な画力で描かれる傑作短編集だ。予測不能な恐怖があなたを幻怪な世界へと引きずり込むだろう。