榎木 りか
「自分探し」と称し、26歳で東京の大学に入学したきりこ。地方の実家暮らし、社会人経験8年の彼女は、突然の失職を機に人生をやり直そうと決意したのだ。しかし年下ばかりのキャンパスライフに馴染めず、戸惑う日々。そんなきりこの前に現れたのは、謎多き年下男子・深だった。ラブホでバイトする掴みどころのない彼に、きりこは次第に惹かれていく。だが深には、誰にも踏み込ませない影があり……? 大人になったすべての人へ贈る、ほろ苦くも温かい恋と青春の再生物語だ。