こだまり
人類が滅亡した世界にたった一人残された人間嫌いのハカセ。彼の相棒はしっかり者のAIクマノミだ。祖父が遺した「宝物」のデータを求め二人は人類が培ってきたあらゆる情報が詰まった「情報の海」へと旅立つ。電子の世界で彼らが見つけるのは人類の夢の跡だ。様々な情報に触れながらハカセとクマノミは時に寂しく時に優しい日々を過ごす。これはヒトとAIが織りなす終末世界での、さみしくてあたたかい一期一会の旅の物語。心にじんわり染み渡る日常ファンタジーだ。