太陽のイヂワルの表紙

太陽のイヂワル

惣領冬実

完結
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惣領冬実が贈る、現代を生きる女性たちの繊細な感情と葛藤を映し出す傑作短編集だ。飛び降りの現場に偶然居合わせた男との出会いが、彼女の心にさざ波を立てる表題作「太陽のイヂワル」では、ある出来事をきっかけに“何か”が動き出す女性の心の機微を丁寧に描写する。また「ヒトノ賞味期限」では、人の価値や存在意義を誰が決めるのかという問いを投げかけ、「奇妙な遺伝子」では完璧なキャリアウーマンの内に秘めた闇をあぶり出す。そして「虹色のヒラメ」では、自分の好きな色で自由に絵を描きたかった少女の成長を描く。それぞれの物語が、社会や他者との関係の中で揺れ動く女性たちの“青春譜”を鮮やかに紡ぎ出す。時に切なく、時に深く心に響く人間ドラマがここにある。

ドラマ心理日常
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女性都市成長心理

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