朔ユキ蔵
図書館に勤める国木田陽一は、女性にモテるイケメンだ。彼女もいるが、なぜか彼は生まれてこの方一度もオナニーをしたことがない。ある日、職場の図書館でマスターベーションに関する学術書を見つけ、その未知の行為に興味を抱く。みんなが経験しているという「それ」の感覚とは一体どんなものなのか。彼はオナニーをマスターするため、試行錯誤を始める。やがてオナニーの師匠に弟子入りし、同じく弟子である女性・夏目宇多との出会いも彼の探求を深めていく。これは、自らの性に向き合い、新たな快楽と心理の深淵を探る、真面目かつコミカルな異色作だ。