角丸 柴朗
明治時代の港町・新潟に降り立った英国人少女ウィル。魚の生臭さが苦手で、日本での食事が喉を通らず、慣れない土地での不安と苛立ちを募らせていた。そんな彼女が出会ったのは、ぶっきらぼうながらも腕のいい和食料理人・流作だった。魚嫌いのウィルに、流作は新潟の地のものを使った和食を振る舞う。最初は戸惑っていたウィルだが、流作の作る料理の美味しさに次第に魅了され、日本食の奥深さや新潟の街の魅力を知っていく。異文化交流と美味しい料理が織りなす、心温まるグルメ物語だ。