牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線――。数々の苦難を乗り越え、失意の底に沈む岡部倫太郎は、日常へと回帰しようとしていた。しかし、大学のセミナーで紅莉栖の先輩科学者・比屋定真帆と出会い、人間の記憶を記録したAIシステム「Amadeus」の存在を知る。そのAIには、紅莉栖の記憶がインストールされていたのだ。再び運命の歯車が動き出し、岡部は救えなかった未来と向き合うことになる。これは、絶望の淵から始まる、もう一つの「シュタインズ・ゲート」の物語だ。