梶山 昊頌
「生きてる」のか「死んでる」のか、そんなことすらわからない空虚な日々を送る青年、風城渉。彼にとって唯一の顔なじみだった老人が、ある日突然自殺した。やりたいことに溢れていたはずの老人は、なぜ命を絶ったのか。残された老人の「願い」を叶えるため、渉はなんとその生首を抱え、北海道の襟裳岬を目指すことに!前代未聞の“生首”逃避行が、彼の新しい人生を走り出すきっかけとなる。衝撃と戦慄、そしてどこか切ないヒューマンドラマだ。