惠谷治
20XX年、日本の領土に国籍不明の武装集団が上陸。未曾有の事態に日本政府は事実上の空母「いぶき」を就役させ、新艦隊を編成する。艦長には元航空自衛隊のエースパイロット・秋津竜太一佐が、副長には新波歳也二佐が任命された。尖閣諸島沖での中国海軍との衝突を皮切りに、緊迫する国際情勢の中、「いぶき」は日本の平和と主権を守るため、最前線へと向かう。秋津と新波、そして乗組員たちは、政治的な駆け引きと現実的な軍事衝突の狭間で、いかに国を守るのか。現代日本が直面しうるリアルな危機を描く、手に汗握るポリティカル・アクションだ。