広田奈都美
義母の介護と看取りを経験し、50歳で看護師になった幸代。彼女が選んだのは、患者の自宅を訪れる「訪問看護」の道だった。かつて義母の最期を支えてくれた訪問看護師・持田のいるステーションで働き始めた幸代は、様々な患者や家族と向き合うことになる。末期がんの親友の看取り、心臓に疾患を抱える赤ちゃんのケア、コロナ禍での困難な状況など、命と向き合う現場で奮闘するナースたちの姿を描く。温かい眼差しで、生きること、そして最期まで自分らしくあることの大切さを教えてくれる感動のヒューマンドラマだ。