oimo
ある夜、中学生のキジは公園で奇妙な卵を見つける。中から現れたのは、人とも虫ともつかない異形の少女だった。キジは興味本位でその生物を家に持ち帰り、アゲハ蝶の汚いヤツだからと『オゲハ』と名付ける。まるで昆虫を飼うように、気まぐれに世話をする日々が始まる。一方、オゲハを捜す異形の存在が人間を操り暗躍。キジの無関心なようでいてどこか奇妙な愛情に、オゲハの感情も少しずつ変化していく。少年と異形の少女が織りなす、どこか不穏で切ない異種交流ドラマだ。