暁月あきら/西尾維新
無個性に満ちた世界にうんざりしていた少年。彼に告げられたのは「十二歳で必ず死ぬ」という奇妙な新病だった。他人の顔や名前が黒く塗り潰されて見えなくなるこの病は、彼にとって唯一無二の「個性」となるはずだった。 しかし、そんな彼の前に現れたのは、同じ病を患い、しかも自分より先に死ぬかもしれない少女。 少年は自分が最初の死者となるため、少女を病気以外の方法で殺そうと目論む。 命懸けの攻防が始まる、西尾維新と暁月あきらが贈る、予測不能な心理サスペンスだ。