安住 露月
念願のファッションデザイナーとなり人生の絶頂を迎えたウィリアム。祝賀会で泥酔し目覚めると、目の前には見覚えのない死体が転がっていた。パニックに陥る彼の前に現れたのは、赤い瞳の絶世の美青年だ。彼は自らを吸血鬼と名乗り、犯人探しに協力すれば罪を肩代わりすると告げる。悪夢のような状況に差し込んだ赤い光は、救いか、それとも怪物の罠か。異端の吸血鬼と殺人犯に仕立て上げられた青年のミステリー・ブロマンスが幕を開ける。予測不能な展開に目が離せない作品だ。