中村明日美子
両親の離婚騒動で、名門寄宿舎制女学園のクリスマス休暇を一人で過ごすことになった二年生のルビー・カノッサ。彼女はそこで「鋼のステフ」と呼ばれるミステリアスな上級生、ステファニー・ナジと二人きりの時間を過ごすことになる。最初は打ち解けられずにいた二人だが、クリスマスイヴの夜、ルビーの涙をきっかけにステフが意外な優しさを見せる。無力感に苛まれるルビーにステフがかけた「自分はたしかにここにいる」という言葉は、彼女の心を深く揺さぶる。繊細な心理描写と耽美な絵柄で紡がれる、少女たちの出会いと交流を描いた本格ガールズラブだ。