亀八泰
戦国時代、人の命は軽く主君の命令は絶対。まさに「大ハラスメント時代」を生き抜く男がいた。それが九人の主君を渡り歩いた武将、藤堂高虎だ。彼は理不尽な命令や過酷な状況に直面しながらも、時には足掻き、時には巧みに逃げを選び、己が一番輝ける場所を求め続ける。現代の転職にも通じるような、したたかな世渡り術を身につけていく高虎の姿は、読者に共感と笑いを誘うだろう。これは、激動の時代を生き抜くための「戦国サクセスストーリー」である。ポップな視点で描かれる、新感覚の歴史ドラマだ。