岩岡ヒサエ
夢と現実が曖昧に交錯する不思議な世界「ゆめの底」。主人公たちは、時に優しく、時に残酷な夢の世界で、自身の内面と向き合い、大切な人への想いを募らせる。丸っこい絵柄が織りなす童話のような雰囲気とは裏腹に、心に深く響く選択や葛藤が描かれ、読者の心を揺さぶるのだ。誰かを想い、誰かに覚えていてほしい。そんな普遍的な願いが、この幻想的な世界で紡がれていく。優しさと切なさが入り混じる、唯一無二の心理ファンタジーだ。