山本英夫
彼女の行動に不審を抱く大学生・東恩納恒。ある日、彼は他人の裏の顔を暴く「のぞき屋」真仁亜拓郎と出会う。拓郎に誘われ、恒は愛するさとみの真の姿を知りたいという欲望に駆られていく。覗きを通して見えてくるのは、さとみの意外な一面、そして自分自身の偽りだった。やがて恒は大学を辞め、拓郎と共に「のぞき屋」を開業する。依頼人の抱える闇を覗き、人間の本質や社会の歪んだ欲望を暴き出すのだ。これは、覗くことで真実を追い求める男たちの、スリリングで深遠な心理サスペンスだ。