櫻川なろ
帝に仕える徳師集団・河岸白山家の若き筆頭、怜王は不思議な夢に悩まされていた。夢に現れる「声の主」を探し求める彼は、怪異怨霊から民を救うため諸国を旅する。そんな道中、怜王の前に現れたのは自らを「淫妖」と名乗る青年・志信だった。志信は怜王の精気を対価に、彼に雇われることを提案する。正体も目的も不明な志信のあざとい言動に戸惑いつつも、怜王はその手を取ることに。飄々とした態度の裏に時折見せる影に、怜王は次第に惹かれていく。これは、実力派若様と正体不明の淫妖が織りなす、出会いと絆の和風ファンタジーBLだ。