ちば てつや
国民的漫画家ちばてつやが、ある日舞い込んだ執筆依頼をきっかけに、自身の半生を振り返るエッセイ漫画だ。幼少期を過ごした満州での記憶、戦後の混乱の中での引き揚げ体験、そして漫画家を志し、数々の名作を生み出すまでの道のりを、温かい筆致で綴る。人生の節目で出会った人々との交流や、創作の裏側にある苦悩と喜びが、オールカラーのショートコミックで鮮やかに描かれる。時に胸に迫る切なさ、時にくすりと笑える日常が詰まった、人間味あふれる珠玉の自伝的物語だ。