宇河 弘樹
謎の疫病が蔓延し、都市国家が分断された近未来。通信網が途絶えた世界で、都市間の配達を担う「万国郵便財団」の一員として働く見習い郵便屋フミトがいた。彼は生まれつき病への抗体を持つが、青い肌ゆえに「ゾンビ」と揶揄される新生代の子供だ。ある日、フミトは謎めいた指名配達依頼に巻き込まれる。荷物を狙う都市外の離脱者たちとの激しいバトルを繰り広げながら、フミトは一人前の郵便屋を目指し奮闘するのだ。これは、過酷な世界を駆け抜ける、熱きポストアポカリプス配達活劇である。