暁
教会を一人守るシスター・アリシアは、ある夜、美しき吸血鬼アルバートに襲われる。彼の牙から注がれるのは、身体を快楽で疼かせ、神の前でさえ淫らにしてしまう「催淫毒」だった。はじめは非道に見えたアルバートだが、アリシアは次第に彼の別の顔を知っていく。抗えない毒の快感と、吸血鬼への禁断の想いに揺れるアリシア。そんな彼女に、蠱惑的な新任医師ヴェルナーが迫り――。背徳と純愛が織りなす、ゴシック・ラブストーリーだ。