よるくも
完結
全5巻
この世界には、富める者の住む「街」、貧しい者の住む「畑」、そして深く暗い「森」という三つの階層があった。 「畑」で安くて美味い飯を出す高岡飯店の看板娘・キヨコは、母と店を切り盛りする働き者だ。 ある日、店の常連である“裏の仕事の手配師”中田の頼みで、キヨコは「森」から来た殺し屋「よるくも」の食事の世話をすることになる。 感情も痛覚も持たず、読み書きも知らない「よるくも」は、まさに「森」の使い捨ての子供だ。 しかし、彼との出会いが、閉ざされた世界の均衡を少しずつ壊し始める。 絶望的な世界で紡がれる、愛と暴力の悲劇を描く、圧倒的に鋭利な心理スリラーだ。
ホラー心理恋愛スリラー
タグ
青年都市犯罪悲劇料理