さそうあきら
ただひたすらに絵を描き続ける高校生、鈴木ムネチカ。彼の描く絵は、見る者の心を強く捉え、魅了し、時にはその運命すらも動かしてしまうのだ。級友たちは彼の絵に息を呑み、魅せられ、やがて取り憑かれたかのように行動を始める。ムネチカの無垢な才能が、周囲の人々の人生を大きく揺り動かしていく。しかし、ある出来事をきっかけに、ムネチカ自身も大きな転機を迎えることになる。右手を失ってもなお、彼の絵への情熱と集中力は衰えることを知らない。天才的な絵の才能が巻き起こす、感動的で時に残酷な人間ドラマがここにある。