霧隠サブロー
役所に勤める緒野瀧群は、週に三日「地獄」へ出向し、閻魔王の世話をするという異色の任務を請け負うことになる。冷静沈着な瀧群は、当初こそ動じないものの、大柄で強面ながらも優しく口説いてくる閻魔王に次第に心を乱されていく。地獄での日々を重ねるうち、二人はやがて深く惹かれ合い、体の関係を持つようになる。しかし、閻魔王が瀧群の恩師に地獄行きを宣告したことで、二人の関係に亀裂が走る。時を超えた運命の絆と、前世からの悲しい宿命が明らかになる、壮大なファンタジーロマンスだ。