柴田康平
遥か昔、街で薬屋を営んでいた魔女シエンとその見習いタマ。幸せな日々は突然の魔女狩りによって引き裂かれてしまう。それから数百年もの間、師匠を探し続けたタマは、ついに現代の日本でシエンと再会を果たす。しかし、そこにいたのは窓辺で煙草を燻らせる、かつての面影もない“ダウナーな魔女”だった。しっかり者の弟子タマと、無気力で堕落した師匠シエン。二人の奇妙な共同生活が始まる。過去の因縁や現代社会での魔女の暮らし、そして少しずつ明かされるシエンの秘密。魔法と煙草が織りなす、どこか退廃的でクセになる日常コメディだ。