黒川 裕美
1984年、広島の港町。母親の死から立ち直れない内気な少年・凜太郎は、ある日、偶然目にした女子新体操の美しさに心を奪われる。そのしなやかな動きに衝撃を受け、彼は新体操の世界へ足を踏み入れるのだ。しかし、昔気質の父・修は男が新体操をすることに猛反対。家族の理解を得られないまま、凜太郎は夢を追い続ける。周囲の冷たい視線や葛藤を乗り越え、ひたむきに努力する凜太郎の姿が胸を打つ。夢を追いかける少年の成長と、家族の絆を描く感動のドラマだ。