1950年代の日本、退屈な日常を送る青年・太一は、ある日ミステリアスな魅力を持つトランスジェンダーの男・テツオと出会う。彼に導かれ、太一は危険な罠が仕掛けられた古びた塔での宝探しに巻き込まれていく。そこには、奇妙な連続殺人事件の影が潜み、登場人物たちの複雑な心理やジェンダーに関する問題が絡み合う。暴力的な描写も厭わず、読者の心を揺さぶる衝撃的な展開が次々と押し寄せる。予測不能なひねりと謎に満ちた、唯一無二のゴシックミステリーだ。