朝賀庵
自分に自信がなく、冴えない日々を送る会社員・桜庭陽真。彼の人生には常に、スポーツ万能で容姿端麗、全てが完璧な幼馴染・犬飼秀司の影があった。そんな陽真が偶然再会したのは、学生時代に密かに想いを寄せていた秀司の妻・麗香だった。なぜか東京から陽真の前に現れた麗香は「秀司とはもう終わったの」と意味深に告げる。連絡が途絶えた幼馴染と、秘密を抱えたその妻。憧れの女性との再会は、陽真の日常とモラルを静かに、そして確実に蝕んでいく。羨望と嫉妬、そして禁断の感情が絡み合う、予測不能な背徳ラブサスペンスだ。