中嶋 ゆか
人間が鬼を従える現代日本。資産家の令嬢・紅は愛人の子ゆえに孤独を抱え、屋敷で冷たい扱いを受けていた。そんなある日、紅は泣き虫で臆病な鬼を拾い、銀河と名付ける。気弱で甘えん坊な銀河に癒やされる紅だったが、彼には恐ろしい秘密があった。銀河の正体は、血を摂り入れると最凶の“呪天ノ鬼”へと覚醒する伝説の鬼だったのだ! 泣き虫で優しい銀河と、強引で冷徹なもう一つの顔を持つ銀河。二つの顔に翻弄されながらも、紅は鬼との禁断の恋に落ちていく。孤独な令嬢と鬼が織りなす、美麗な和風ロマンティックファンタジーだ。