中原ろく/松本俊彦
職場の上司の自殺をきっかけに、脱サラし保健所へと転職した新人の精神保健福祉士・基羊介。彼が配属された保健予防課の知られざる役割は「死にたい」と悩む人々の心の支援だった。育児に孤独を抱える母親、家出したヤングケアラー、薬物依存症の元ヤクザ――。様々な背景を持つ相談者たちと向き合い、信頼関係を築こうと奮闘する羊介。一筋縄ではいかない彼らの心に寄り添い、希望の光を灯すことができるのか。命と向き合う保健所のリアルを描く、心揺さぶるヒューマンドラマだ。