水沢バスコ
人に触れられることに恐怖を抱くトラウマを持つ藤原理玖。彼が唯一心を許し、安らぎを感じるのは、義弟の藤原獅朗だけだった。常に寄り添い、抱きしめてくれる獅朗との日々は、理玖にとってかけがえのないものだ。しかし、いつまでも依存してはいけないと理玖が距離を置こうとしたその夜、獅朗の隠された狂気と執着が露わになる。兄への深い愛と独占欲が暴走し、甘くも歪んだ檻へと理玖を閉じ込めていく。美形義兄弟が紡ぐ、濃厚な愛とエロティシズムが絡み合う、背徳的なボーイズラブストーリーだ。